こんなお悩みを解決します。
今回の記事はこのような方におすすめです。
- 英語をこれから学びたい方
- 英語を学びたいけど何をしたらよいかわからない方
- 英語を学んだけど挫折した方
- 初心者で教材を選びたい方
ちなみにこの記事での初心者とは目安としてTOEIC600点以下の方と仮定しています。
私の英語レベルや経験は以下の通り。
【英語レベル・実績一覧】
・TOEIC860
・TOEFL ibt 80
・観光英語検定2級
・米国大学院留学経験(世界大学ランキングトップ30位以内の大学)
・語学留学経験3回(アメリカ、フィリピン2回)
・海外企業勤務経験(シンガポールのメディア系企業)
・英会話講師経験
・大学受験・TOEIC対策の英語講師経験
まずは続けることが大事
学習をはじめて気を付けてほしいのは始めは「英語力が伸びているかどうかをあまり意識しないこと」が重要です!
意識しすぎるとマジで挫折します…
私はこれまで少なくとも5回は挫折してます笑
どちらかというと、
・英語学習を習慣化させること
・学習方法を身体に染み込ませること
を大事にしてください!
初心者は他と競わずに地道に取り組むこと
英語学習していると、受験勉強の名残からか、他の人のレベルが気になって集中できなくなる人がいます。
でも先にも述べた通り、英語はすぐに伸びるようなものではないので、コツコツと続けなければなりませんし、その間に伸びを実感できるようなものではないです。
となると、正直、ほかの人と比べることは無意味ですし、メンタル削られるだけですのであまりしない方が良いと私は思っています。
いきなりどこかで伸びる人もいますし、伸びを実感できるタイミングは人それぞれです。
伸びを実感するまでにモチベを維持するかは大事になってきます。
また、英語を「勉強」と捉えないことも大事。「楽習」を取り入れてみることもアリです。
英語初心者全員におすすめできる教材を厳選しました
教材については、【英語初心者の方全員におすすめできる教材】を厳選しました。
というのも、英語初心者の方は必ず基礎をおさえていなければ次のステップに進めないからです。
もちろん、いきなり、英会話に特化した英語を学びたい、留学に特化した英語を学びたいという方もいると思います。
しかし、「急がば回れ」というのはまさに本当で基礎がないのに、特化した英語を学習しても効果が薄かったり、英語の伸びるスピードが遅くなってしまったりしてしまいます…汗
私の場合、英語を学ぶきっかけが「留学すること」でしたので、いきなり留学に特化した英語、つまり留学に必要な英語試験対策(TOEFLとIELTS)を始めました。
そしてすぐ挫折したんですね…笑
なぜなら内容が難しすぎて基礎ができてないと話にならないレベルなんです汗
日常会話もままならないのに、そりゃ大学の講義(生物学の遺伝の話とか)を聞き取れるはずないですよね笑
ということでもどかしいですが、地に足のついた学習をまずは取り組むべきです。
そして、
英語初心者とひとくくりにしても、差はあると思いますが、おすすめする教材は一緒にしています。
なぜなら、
その教材の中でレベルに応じて自分で取捨選択できるようになっているからです。
例えば、単語を覚えるための教材だと、自分が知っている単語は覚えようとしなくて良いので、
チェックした知らない単語だけ覚えれば、同じ教材でレベルに応じて対応できます。
長文対策の教材も理解できない文章や知らない単語をチェックすれば良いので、
本当の初心者はそれだけ調べる文章や覚える単語が多いですが、
初心者の中でもTOEIC600点に近い点数の方はそこまで多くなかったりします。
ということで、自分のレベルに応じて同じ教材でも学習は可能ですし、
おすすめする教材は最低限の英語力、これから留学に特化、海外旅行に特化するための
土台を築くために必要なエッセンスが凝縮されているので、
ぜひ教材を徹底的に活用して基礎力をしっかりと身に付けてほしいなと思っています。
「英語 初心者 教材」で検索すると、他の記事では
「1から学びたい人向け」とか、「英会話を学びたい人向け」とかに分けて教材を紹介しているのが見受けられました。
私の経験からの持論としては、
「まずはコアとなる英語の基礎をしっかりと身に付ける、そこからいろいろな英語力(留学、海外旅行、ビジネス)に広げていく」
という流れの方が結果的に効率的ですし、どんな英語でも学習方法や学習スタイルはほとんど変わらないので、
そういった英語を伸ばすための学習方法を身に付けるという意味でも
基礎力を鍛える学習をまずは重点的に取り組むことをおすすめするにしました。
英語レベルの目安としてはTOEIC500~600点あたりです。
このくらいあれば英語の基礎がある程度ついたと言えると思います。
この後に自分の目標とする方向へ進めば良いです。
副業でドローンパイロットをしておりまして、日々の研鑽のためにドローンパイロットのプロを目指すための養成所に通っているのですが、
そちらでも練習方法としては基礎部分が備わるまでみんな同じことをひたすらしています。
農薬散布、空撮、測量、点検の仕事をしたい人がそれぞれ全国から集まっているのですが、みんなまずは「このレベルに達するまではこういうステップで練習していきます」というようなカリキュラムになっています。
一定のレベルを達してから、それぞれに特化した操縦スキルの特訓をする流れでみなさん実力をつけて一人前になっているので、
先ほどお話しした、
「まずはコアとなる英語の基礎をしっかりと身に付ける、そこからいろいろな英語力(留学、海外旅行、ビジネス)に広げていく」
というのはあながち間違っていないと感じています。
リスニング編
まずは聴かれたことや単語が何か、質問文がわかることに重きを置いた方が良いです。
ポイントは2つです。
・英語を音として聞き取れる
・聞き取れた音の意味をすぐに理解できる
英語の音というのは、「言葉を音として聞き取れる」ということです。
日本語でも会話しているときに言葉の音として聞き取っています。
日本語だとこれまでに何千回という会話のやりとりがあるので会話の流れやどういう人と会話するかによって予備知識があるので理解しやすいかと思います。
一方で英語では知らない単語や文脈で判断しづらく、「音は聞き取れたけど意味がわからない」という場面も多くあります。
つまり、音をまず聞き取れないとだめで、その次に意味がわからないと音は聞き取れても内容を理解できないのです。
リスニングができるようになるには以下のような三段階構造ということになります。
音が聞き取れる(耳が慣れる)
↓
音が聞き取れるけど意味が理解できない(その言葉自体知らない=語彙力不足)
↓
音が聞き取れて意味もすぐわかる(耳も慣れて語彙力もある)
これができるようになるためにはどうすれば良いか?
基本的にはまずは英語の文章を読んで理解する練習から始めます。
そうです、リーディング練習です。
なぜリーディング練習から始めるのか?
それは、
「わからない文章は聞き取ることができない」
からです。
さっきの3段階構造を思い出してください。
三段階の最後は「音が聞き取れて意味もすぐわかる(耳も慣れて語彙力もある)」でしたよね?
つまり、意味を理解しておかないとリスニングは成り立たないのです。
そして初心者のうちははじめにリスニングをやるとことごとく「全然わからない…」という現象が起こります。
そして「自分ってリスニング全然できないじゃん。英語の才能ないのかも。。」って自己嫌悪に陥ります。
私がそうでした汗
でもそれは違うんです、リスニングができないんじゃなくてやり方が間違っているのです。
リスニングから始めると難易度の高い学習になってしまうのです。
ということで、まずはリスニングをする前にリスニングで話されている文章を読んで、知らない単語は調べて覚えてからリスニングに取り組むようにしましょう。
手順としてはこんな感じです。
【リスニング 初心者向けトレーニング 5つのステップ】
①リスニングの文章を読む、知らない単語は調べて覚える
②音読をする(文章の内容が理解できるまで音読をくりかえす)
③音声を流して音声の真似をしながら音読をする(特に音声の発音やリズムに注目)
④文を見ないで音声だけ聞いてあとからまねてつぶやく(数秒遅れでつぶやく感じ)
⑤音声だけ聞いて内容を理解できるか確認(できなければ②~④に戻る)
お待たせしました。
それでは、初心者におすすめの教材を紹介します!
さきほど話したリスニングトレーニングに最適な初心者向けの教材の特徴を具体的にいうとこんな感じです。
・文の内容としても中学英語レベル
・初心者でも知らない単語が少ない
・トレーニングをこなしやすい(音声データがある、文自体が短い)
以上のことが当てはまる初心者向けの教材はずばりこれです!
〇毎日の英速読
これについて先ほどの説明で少し理解してくれた人もいるかもしれませんが、
リスニングは「まずはリスニングをする前にリスニングで話されている文章を読んで、知らない単語は調べて覚えてからリスニングに取り組む」ことが大事でしたよね。
ということでまずはこちらの教材で薦めるのがおすすめです。
あとは毎日の英文法は音声データがついているのでリスニング練習できます
そして文章が中学英語レベルで1フレーズずつなので、リスニングトレーニングしやすいです
もし、150字くらいの文章をリスニングすることから始めたらリスニングの初心者向けトレーニング5つのステップを行うのに時間がめっちゃかかります。
最初はまずこのトレーニング方法を身につけてもらうことが最優先なのでなるべく文章でてこずらない方がよいです。
そう考えると1フレーズだけを5ステップするのが一番効率が良いので、その側面から考えてもやはり「毎日の英文法」がおすすめです。
英文法と書いてありますが文法書ではないです。
中身はこんな感じです。
文法書じゃないでしょ?
そしてフレーズをよくみても似たようなフレーズが並んでいる(文法は同じで単語を組み替えただけ)ので取り組みやすいです。
この似たようなフレーズが複数あるのが実は超重要でして、似たようなフレーズを覚えておくと、「あれ、このシチュエーションだとこの単語だけ組み替えれば使えるんじゃないか?」ということが思いつくようになります。
そうすると英会話のバリエーションが一気に飛躍するんです。
英会話は「今自分が頭の中にあるフレーズをいかにフル活用して会話するか」なので、これはめっちゃ大事になってきます。
(つまり逆を言うと、どれだけ頭の中に豊富にフレーズをストックしているかが英会話ではカギを握るということですね)
ぶっちゃけ、リスニング以外でも毎日の英文法を薦めています笑
ほんとに最初はこの教材1冊だけを取り組んでいても良いんじゃないかくらい、方法を変えていくと得るものがたくさんあります。
文法、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング練習はこれ1冊でできます。
まさにコスパ最強です。
これまで50冊以上英語教材を買って勉強してきましたが、これまで自分が勉強してきてたどり着いた最強の1冊でもあります。
いまもこの教材使って勉強していますよ(一日5分程度で継続しています)
リーディング編
〇毎日の英速読
単語自体も難しくなく、すいすいと何度も反復して取り組める文量、そして長文数となっていておすすめ。
私自身も多読用にいまもこれを使っています。
もうかれこれ10周以上反復していますが内容自体も面白いのでついつい進められます。
〇速読英単語
(2025/01/27 21:14:30時点 楽天市場調べ-詳細)
これは元々単語を覚えるための教材なのですが、単語を長文の文章の中で覚えるように仕組まれており、語彙力のみならず文章の読解力アップできる優れものです。
語彙力アップとしても、高校レベルの英語の単語95%をカバーしているという超優秀な衝撃の単語本ですし、
高校レベルの英語の長文対策にとても効果的なので、中学レベルをクリアできた人は必携の本といえるでしょう。
私もいまも多読練習に使っていますが、文章の内容自体とても面白いのでついつい読み進められます。
スピーキング編
まず初心者は英会話教材がおすすめです。
はい、初心者は話しません笑
なぜなら、話すためにはまずどんなフレーズがあるか知らないと頭から出てこないからです。
テニスで相手とボールを打ち合うためにはまずボールの打ち方を知らないと打ち合えないですよね?
野球のキャッチボールでも相手に届くように投げ方を知らないとキャッチボールできないですよね?
英会話も同じです。
自分が英語のフレーズを知っていないと相手と会話できません。
まずはよく登場するフレーズ、いろいろな場面で使えるフレーズをどんどん覚えていきましょう!
個人的には「どんなシチュエーションでも使えるフレーズ」をまずは覚えた方が良いと思います。
〇毎日の英文法
正直、初心者におすすめの教材としては私のなかで一番です。
一番おすすめしたい教材がこれ。
毎日の英文法です。
このあとにどれだけおすすめか熱を込めて解説していきます笑
(2025/01/27 20:42:19時点 楽天市場調べ-詳細)
これは実は教材の名前が「毎日の英文法」となっていますが、文法ごとにフレーズ集みたいな感じになっているので英会話教材としても活用◎なんです!
しかもなにがすごいって、この教材の著者です。
なんとアメリカ人なんです。
アメリカ人が著者の英語教材はたくさんありますが、この教材は翻訳なしですべて著者が執筆しています。
この本では始める前に冒頭の著者からの説明を必ず読んでほしいです!!
冒頭の説明を読むと、いかにこの著者が日本語を知り尽くしているかがわかります。
日本人以上に日本人な日本語を使いこなしています。
あとはめっちゃやる気でます!内容自体がとても腑に落ちる内容で、
「あ、こうやったら英語って話せるようになるんだー」ってよくわかります。
冒頭の説明文だけでもこの本を買う価値あります、てか冒頭説明文だけでもうお値段以上です笑
これはどういうことか。ポイントは多く2つあります。
ポイント①
「第二言語として日本語をマスターしたアメリカ人が書いているので第二言語を学ぶつらさ、難しさ、学習方法を熟知している」
第二言語を学んできた学習者の目線で英語教材をつくっているのでとても共感のできる理にかなった内容になっています。
ポイント①だけならもちろん言う通りなのですが、この本の真骨頂はポイント②なんです。
ポイント②
「日本語が達者なアメリカ人著者が中学英語レベルでネイティブがよく使う即戦力フレーズを厳選して掲載している」
この本の素晴らしさはこれに尽きますね。
「カンタンだけど即戦力なフレーズがつまっている」
これは他の教材ではなかなか出せない武器ですよ。
中学英語レベルで覚えるのはカンタンなんだけど覚えてしまえば単語の入れ替えでいろんな場面で使えるようになる
英語初心者はまずこの厳選されたフレーズを覚えてしまえば、日常的な英会話ならけっこう対応できるようになるんですよ、すごくないですか!?
実際、私も大学院のときにアメリカに専門分野を学びに留学したのですが、日常生活ではこの教材で覚えたフレーズに救われましたよ。
というか、これのおかげでどれだけ救われたか…笑
そのときはTOEIC760点、TOEFL65点くらいでしたのである程度は英語が話せるレベルです。
それでもやはり英語にはかなり苦戦したんですよ。
(というか、たぶんアメリカの大学院入試基準レベルのTOEFL80点あっても全然足りないと感じましたけど汗)
以上のように私が初心者に一番おすすめする教材、「毎日の英文法」です。
〇オンライン英会話サービス
毎日の英文法で身につけたフレーズをどんどんオンライン英会話で使っていきましょう。
インプット→アウトプットがめっちゃ大事です。
おすすめはネイティブキャンプです。
量をこなすためにはネイキャンがコスパ最強です。
私も7社くらいオンライン英会話を受講したんですが、最終的にはネイティブキャンプに落ち着きました。
やる気と継続性があれば24時間受け放題なのでコスパ最強です。
月額6,480円でレッスンが24時間受け放題!ネイティブキャンプ
そんな方は独り言を言いまくってください笑
毎日、毎日の英文法を取り組んでいたとして、その日に覚えたフレーズを移動時間などに壊れたCDのようにひたすら同じフレーズをつぶやくんです。
そのうち、フレーズが頭にしみ込んできて何も考えなくてもさっと言えるようになるのでそれまでひたすら同じフレーズをつぶやくのです。
これってきちんとした英語学習方法なんです。暗唱と言います。
英語レベルや個人差があるのでなんともいえないです。
TOEIC850点の私なら1フレーズを20回くらい唱えればだいたいのことは言えるようになります。
が、英語を始めた当初はたぶん200、300回くらい唱えてましたよ笑
その日に50回くらい唱えて、あと次の日から毎日20~30回つぶやくみたいな感じでした。
そうすると自然とフレーズが言えるようになるんです。
そしたら次は「このフレーズはこんなときに言うんだな」って思いながらつぶやいてください。
そしたらもう英会話で使えるレベルになります!
http://ceramal-ff.com/letstry-englishconversation/
ライティング編
〇瞬間英作文
英語学習者みんなが薦める瞬間英作文シリーズ
もはや定番ですね
アマゾンでもレビューが高いです
中学で習うレベルの文型で簡単な英語をスピーディに、大量に声に出して作っていくのが特徴です。
この本にあるトレーニングを続けることで、頭の中に英語回路が出来上がり、学校で習った「知っている英語」が「使える英語」として生まれ変わります。
話せるようになるための確実なトレーニングとして話題ですね。
この教材にそってどんどん英語を書く練習をしてください、ライティングの基礎的なフレーズはつかめるはずです。
ライティングというと、200~500字くらいの文章をイントロ(導入)、ボディ(本文)、コンクルージョン(結論)の順に沿って書くようなイメージを持っているかもしれませんが、それは中級者以上になってからで大丈夫です。
まずは英語文を1フレーズずつ書けるように練習していきましょう
最後に
いかがだったでしょうか。
英語学習は初心者にとっては非常に挫折しやすいと思います笑
とはいえ、これから英語を学ぶコア部分を養っていくのでとても重要です。
また、このコア部分を身につけてしまえば、中級、上級になるにつれて英語学習がラクになります。
やり方もやることも、学ぶ内容もわかっているので取り組むハードルが低くなっていきます。
最初が肝心です。
大変なのがずっと続くわけではないのでぜひ最初は成長よりも毎日継続できているかどうかに注目して頑張ってもらえたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おまけ 挫折してしまったあなたへ
挫折しないでほしいと言いながら、挫折することはしょうがないです笑
挫折したときの対処法なども記事に書いてみたのでよかったら参考にしてみてください
私は英語学習弱者の応援団団長です笑
自分が悪いんじゃなくてやり方が悪かったことがほとんどです、あなたは悪くないです
挫折しても自分を責めないでくださいね~