英語学習&留学

【米国大学院留学経験者】 GTEC CBTのスピーキング対策・試験内容・勉強方法を徹底解説!

GTECのスピーキングとか対策ってできるの…?
スピーキングの勉強方法がわからない…

受験勉強している高校生からこんな声をよく聞きます。

それもそのはず。

センター試験から外部試験導入されてまだ間もなく、GTECなんてTOEICや英検などと比べたらネットで調べても情報量が圧倒的に少なく対策方法もざっくりした内容しか書かれていないことが多いです…汗

そりゃ受験生のみなさんは路頭に迷って困りますよね…汗

ということで今回は、大学受験を控える高校生に向けて、GTECのスピーキング対策を徹底解説したいと思います!!

※指導している生徒(高1、高2の余裕ある人)にも現在実践してもらいながら対策方法は更なる改善をしていく予定ですので、記事の内容も随時更新していく予定です。

 

私はフィリピンに語学留学が二度、米国に大学院留学の経験があり、現在は英語講師および大学受験の高校生への家庭教師をしています。

私の生徒さんは私大文系や関関同立、MARCHレベルを目指す高校生やTOEIC対策をしている大学生、留学準備をしている大学生がいます。

まだ受験生の無料相談も対応していますのでお気軽にご連絡ください~

 

そもそもGTECってなに…?

GTECはベネッセコーポレーションが実施する英語4技能試験のことです。

文科省より英語科目の外部試験として採用されて、現在は全国の高校生がこぞって受験している英語試験で、4カ月に1度の頻度(3,7,11月)で行われています。

内容自体は高校生なら受けたことがあると思いますので割愛します。

 

GTECの活用方法は大学によってさまざまのようです。

詳しくは高校の進路指導担当の先生や担任の先生に聞いてみてください。

いろいろ教えてくれると思います。

GTECの活用法として、主に「出願資格」「書類審査」「試験の代替」「みなし得点化」「加点」の5種類があります*。

出願資格とはGTECを含む英語4技能試験で基準を満たしていないと出願できないという方式で、書類審査は主に推薦入試やAO入試の書類審査時の判断基準として利用される方式、

試験の代替はスコアの提出が義務付けられ、そのまま得点になる方式、みなし得点化はスコアに応じてみなし得点が設定され、

当日の試験の点数よりみなし得点の方が高い場合に得点を代替できる方式、加点はスコアに応じて当日の試験の得点に加点される方式です。

自分の志望校はどの方式を採用しているのかしっかり確認しておきましょう!

『GTECとは?GTECを入試に採用する大学から対策法まで!』https://www.studyplus.jp/675

 

 

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GTECのスピーキングはどんなものが出題されるの?

高校生が受験するADVANCEDCOREでの出題に大きく違いはなく、対策の方向性はおおむね一緒で大丈夫かと思います。

おおきく4つのパートに分かれているのでそれぞれ解説していきます!

 

Part A

音読問題で、聞いている人に伝わるように英文を声に出して読むという内容です。

はじめに準備時間が30秒あり、そのあとに解答時間が40秒あります。

引用元:http://gtec.benesse.ne.jp

 

★解法ポイント

「聞いている人に伝わるように」というのはつまりは「英文をわかりやすくはっきりと読む」ことが問われています。

英文を英文らしく読むことが求められるので、発音、アクセントを意識して読む必要があります。

日頃からいろんな文章を音読して発音、アクセントを意識した音読に慣れておきましょう。

ネイティブキャンプで対策が十分可能ですが、お金をかけずに自分で進めていきたい方は速読英単語を活用すると良いでしょう。

音読問題は100語以内の問題が多いみたいなので、速読英単語をすべてやらずにSTAGE1の問題のみ徹底的に何度も繰り返して音読練習するのが効果的だと思います。

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Part B

与えられた情報をもとに、質問に対して英語で答えるという内容です。

はじめに準備時間が10秒あり、そのあとに解答時間が15秒あります。

引用元:http://gtec.benesse.ne.jp

 

★解法のポイント

まずはイラストでどんなことが描かれているのか、英語で説明できるようになるトレーニングが必要となります。

難しい英語は必要ないので、何度も練習して、いろんな図を説明できるようになりましょう!

お金をかけずに手軽にできる練習としては、通学中に見かける風景、人物などを英語で説明できるように練習するのがおすすめです。

 

 

 

Part C

4コマイラスト問題で、画面に表示されている1コマ目から4コマ目のすべてのイラストについてストーリーを英語で話すという内容です。

はじめに準備時間が30秒あり、そのあとに解答時間が1分あります。

引用元:http://gtec.benesse.ne.jp

 

★解法のポイント

こちらはパートCと似ているのですが、異なる点としてはストーリー性があることです。

図をまずは説明できる練習が先決ですが、パートDのような対策としては、誰かから聞いた話を英語で説明できるように練習することが効果的です。

残念ながら、始めはほとんど説明できないと思いますので、説明できなかった内容を日本語でメモしておいて、その日本語を英作文して、その英文を音読&暗唱して覚えるようにしてください。

英作文が不安であれば学校の英語の先生やALTの先生に添削してもらうと良いでしょう。

 

Part D

あるテーマについて、自分の考えとそう考える理由を述べる問題です。

はじめに準備時間が1分あり、そのあとに解答時間が1分あります。

引用元:http://gtec.benesse.ne.jp

 

 

★解法のポイント

おそらくパートDが一番苦戦するかと思います。

ただし、海外の大学へ留学したい人が受けるTOEFLやIELTSにも出題されますし、日常会話でも応用できるような問題ですので、はじめから「無理だ~」とあきらめずにぜひうまく回答できるように練習してほしいですね。

回答の方法はいくつかあるみたいで、そのパターンに慣れる必要があります。

たとえば、自分の意見と1つの理由、そしてそれを補足する1つの例もしくは説明をするパターンや質問の回答と理由を述べるパターンなど。

解放テクニックとしては、準備時間にメモをして自分の意見、説明をまとめておき、そのメモをテンプレートに当てはめて話すという流れがオススメです。

つまり、テンプレートを事前に準備して覚えて、練習しておくのが重要となります。

(勉強方法やテンプレについては後述)

 

 

 

対策方法は? 結論:ネイティブキャンプを徹底活用する!

ネイティブキャンプで、GTECのスピーキング問題にとても類似している練習問題に取り組むことができます。

スピーキング対策も3か月~半年ほど毎日続けていればかなり力が付いてGTECの問題にも対応できるようになると思いますので、その期間であれば2万円くらいの費用(月6500円×3か月)から可能ですので、ぜひ活用してみてください。

 

具体的に解説していきます!

 

Part A =実践音読

音読問題で、聞いている人に伝わるように英文を声に出して読むという内容です。

はじめに準備時間が30秒あり、そのあとに解答時間が40秒あります。

こちらはネイティブキャンプの「実践発音」というレッスンを受けるのが効果的です。

 

具体的なレッスンの流れはこちらの動画を参考にしてみてください

 

実践発音のレッスンを受け続けることで、英単語自体をうまく発音できるようになりますし、音のつながりを意識して発音する練習もすることができるので、GTECの音読問題で高得点を取れるようになります。

 

Part B =イラストで学ぶ英文法

与えられた情報をもとに、質問に対して英語で答えるという内容です。

はじめに準備時間が10秒あり、そのあとに解答時間が15秒あります。

 

「イラストで学ぶ英文法」というレッスンがオススメです。

絵や図をみて、それを詳細に答える練習をするので、どのように描いてあるものを相手に伝えるかという説明力が鍛えられます。

その他に「スピーキング」レッスンも少し難易度が上がるものの、イラストや図を説明する力を鍛えることができるような内容となっているのでオススメです。

 

Part C = マンスリースピーキングテスト対策問題

4コマイラスト問題で、画面に表示されている1コマ目から4コマ目のすべてのイラストについてストーリーを英語で話すという内容です。

はじめに準備時間が30秒あり、そのあとに解答時間が1分あります。

 

こちらのパートは自習コンテンツの「スピーキングトレーニング」で練習するのが効果的です。

 

まさに4コマイラストの問題が出題されて、本番のように音声が録音されて、お手本の音声と比較することができます。

 

★勉強方法

勉強方法としては、お手本の音声をなんども音読して、最終的には暗唱できるくらい一度取り組んだ問題は何度も繰り返し練習するようにしましょう。

お手本の音声をたくさん暗唱することで、頭に英語文がストックされて、予測不可能ないろいろな問題に対応できる力を身に付けることができます。

なかなか根気強さが必要ですが、しっかりと取り組むことでかなり力が付くと思います。

この力を大学入学後の留学するときに、必要な英語試験(TOEFL、IELTS)にも十分適用することができるので先を見据えてぜひ頑張ってください。

 

Part D =マンスリースピーキングテスト対策問題

こちらは問題文が表示されて、その問題文に沿って自分の意見をわかりやすく論理的に展開して話すという内容です。

 

こちらも自習コンテンツの「スピーキングトレーニング」で練習するのが効果的です。

 

★勉強方法

勉強方法はパートCと基本的には同じです。

ただ、こちらの問題は”AREA”を意識して回答することに慣れておきましょう!

AREAの法則とは、ある主張を論理立てて説明するためのフレームワークです。
英語に限らず、会議やプレゼンテーションなどの場でも良く用いられる有名な構成です。

 

それぞれのアルファベットは以下のような意味があります。

A…Answer(回答・意見)
R…Reason(理由)
E…Example(例)
A…Answer(回答・意見)

2回Aがあることから、Answer(回答・意見)は冒頭と最後に2回述べるのがポイントです。

回答・意見が大事で二回述べる事で強調されてわかりやすいですし、テストでは即興で話す内容を考えなければならなく、理由や例が思い浮かばないときの時間稼ぎにもなり有効です。

 

また、AREAに沿って、あらかじめ英語のテンプレートを暗記しておくとかなり有利に進められます。

なぜなら予測不可能ないろんなテーマについて自分の意見を聞かれたとしても、回答の仕方としては基本的には同じで問題ないからです。

 

私が活用しているテンプレート公開します!!

私の場合はこのようなテンプレートを活用しています(テンプレはいくつかパターンを用意していますがその一例です)。

 

【Answer】 well, from my point of view, I believe that ~

【Reason】 because ~.

【Example】 For example(instance), when I was a child, ~

【Answer】 Therefore, as I explained and gave the example, I personally believe that ~ for the reason.

このように事前にテンプレートを覚えておけば、~の部分にテーマに対応する内容を当てはめていけば、文章を完成させることができます!

毎回、すべて考えて回答することは準備時間が1分しかないので、とても時間が足りず高得点を狙うことは難しいと思います。

この準備時間を意見を述べること、理由と例について考える時間にすべて充てられればなんとか40秒話しきることが可能になります。

 

 

 

まずはネイティブキャンプで無料体験レッスンを受けてみよう

ネイティブキャンプにまずは無料登録して、体験レッスンを受けてみましょう。

体験レッスンは期間中は何度受けても無料なのでぜひバンバン活用してみてください!

 

下のリンクから無料登録することができますのでまずはクリックして進みましょう。

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リンクをクリックするとこのような画面に進むと思います。

 

そして下の方にスクロールしていくと…

上のような画面があるので、赤枠で囲まれている「7日間無料トライアルはこちら」をクリックしてください

 

するとこのような画面に飛ぶのでこちらでemailアドレスとパスワードを設定して「次へ」をクリックしてください。

するとユーザー情報の入力画面にうつります。

こちらでニックネーム、生年月日、性別を入力すれば無料トライアル登録完了となります!

 

無料トライアル登録完了後は加入者と同じように

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でレッスンを受け放題となります!

 

対策までの準備期間(勉強期間)は?

ここで以下のような疑問をもつ人がいると思います。

準備時間をうまく使わなきゃいけないことはわかった。では準備時間で具体的にどんなことするの?

 

たとえば、GTEC試験日の2週間前~1週間前に無料トライアル登録して、期間中にとにかく毎日2~3時間各パート対策(1日5レッスン以上)するだけでもだいぶ効果があると思います。

 

とはいえ、英語はすぐに結果がみられる科目ではなく、毎日地道にコツコツ勉強して成果が出る典型的な科目なので、個人的には理想は6カ月、少なくとも2~3か月はじっくりと取り組んでいくことをオススメします。

毎日1レッスンが理想、週3レッスンくらいでも良いと思います。

 

ちなみに無料トライアル登録期間中の解約方法はこちらの記事が参考になりますのでよかったらどうぞ。

 

 

その他大学受験に役立つツールとしてはアプリもあります!

アプリは手軽に、通学時間や隙間時間にスマホで取り組むことができるのでオススメです!

 

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まとめ

ざっくりとまとめてみると学習方法は以下のようになります!

①解いてみる

②模範解答と自分の録音された音声を比較する

③模範解答を音読&暗唱

④これを反復&積み重ねる

⑤ネイティブキャンプを活用してバンバン練習する

 

★ポイント

20問題くらいはそれぞれ暗唱してすらすら言えるレベルに持っていきたい

けっこう辛抱強く頑張る必要あり!

でもこれは留学先でも使える英語力だし、留学するときに必要な英語の試験(TOEFL・IELTS)にも自分の意見を述べる問題は出題されるので現時点で慣れておくことが大学に入学してからも大きなアドバンテージとなる!!

直前2~3か月は毎日取り組みたい!!

 

最後に…

「よし、やることはわかったからこれから勉強していくぞー」とスタートを切ったのは良いものの、継続して続けていくのは大変です…

 

そこで習慣化の本を読んで、習慣を身に付ける方法を学ぶのが一番オススメです。

私が参考にした習慣化の本はこちら。

短期間で〝よい習慣〟が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術
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習慣化する方法がとてもわかりやすく説明されているので、サクッと読めて実用的です。読んで損はないですよ。

 

また、

英語が口からすぐに出てこなくてスピーキングの勉強する以前の問題…

という高校生も多くいると思います。留学に向けてスピーキングの勉強始めたときはそうでした…泣

そんなときは瞬時に英語文を作るトレーニングがまず必要となります。

 

そのトレーニングをするためにおすすめの本がこちら

著者は日本語をマスターしたアメリカ人で、第二言語の勉強方法を熟知しているし、

このテキストで登場する英語文は中学英語~高校レベルで、かつネイティブがよく使う文を厳選しているので

「英語が口から出てくる」ためのトレーニングとしてはかなり有効です。

料金も1000円くらいでかなりお手頃です。本を買ったらとりあえず冒頭の著者の言葉とテキストの活用方法をよく読んでほしいです!

 

こちらでもこのテキストを推す理由について解説しています

【アメリカ大学院留学経験者が超オススメ】留学前、留学中に救われた最強英語勉強法と最強テキスト2選 みなさんこんにちは! いつもブログを読んで頂きありがとうございます。 と悩んでいませんか? h...

 

 

以上となります!!

いかがだったでしょうか。

 

対策方法で悩んでいる時間は非常にもったいないので、その時間があれば今回述べたような勉強方法を実践してどんどん英語力を伸ばしていってください!

特に解法テクニックやテンプレを覚えると答える流れが身につき、本番でも焦らなくなりますし、

そういった練習のためにネイティブキャンプはオススメです。

月6000円ですが、他に英会話としても活用すれば十分使えるし、GTEC前の2~3か月だけでも十分効果が見込めると思います!!

2~3か月だけなら12000円~18000円で済むので、2万円以内で高得点が取れるなら絶対にやったほうが良いと思います。

 

 

 

また、個別に質問等あればお気軽にメッセージください。

大学受験の英語指導もオンライン家庭教師なども行っておりますので興味ある方はご相談ください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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sho-ji
▶30代独身▶ブログ運営▶廃人から個人事業主開業▶TOEIC880&留学3回(語学留学と専門留学)▶ランドスケープ大学院留学経験あり▶キャリア模索中