ランドスケープ

【まとめ】ランドスケープ興味ある人必見 ランドスケープデザインの独学方法5選紹介

どうも。

今回は

ランドスケープデザインの独学方法について紹介したいと思います。

 

 

〇どういう人に向けた記事?

・ランドスケープに興味あるけど勉強方法がわからない方

・趣味でランドスケープ分野に関わりたいと思っている方

・ランドスケープ分野を学んでみたい高校や大学生

 

〇この記事でわかること

ランドスケープ分野に必要なスキルを独学で身に付けていく方法

なぜそれをやる必要があるのか

ランドスケープ分野でどのように生かされるのか

 

〇記事を書いている人

・学部は環境学を学び、大学院でランドスケープ系に転身

・大学院中に米国のランドスケープ学科がある大学院に留学経験あり

・複数のランドスケープ設計事務所にてインターンシップ経験あり

・ランドスケープ関係の資格を複数所持

(登録ランドスケープアーキテクト補、技術士補、ビオトープ管理士、自然再生士など。詳しくはプロフィール参照)

 

自分が学部生のときに、ランドスケープという分野の存在を知ってから、

強く興味を持ったものの自分で勉強する方法を知らなかったために、何をしたら良いのかわからずに時間を無駄にした苦い経験

があります。

 

自分の場合はとりあえずランドスケープ分野に近い研究室が同じ大学にあったのでよく足を運んで情報収集していました。

 

ただ、いま振り返ると自分でできることはたくさんあったなーと後悔しています。

 

ということで、次世代の若者たちにはこういう経験をしてほしくないために記事にまとめました。

少しでも役に立ってもらえたら嬉しいです。

 

なお、内容としては【ランドスケープデザイン】を学ぶ方法に絞って紹介しています。

他にも生態学やランドスケープ史などいろいろ学ぶ必要なものがありますが、こういったものは大学でも学べるため、そのときに学べばよいと感じたため今回は省いています。

 

正直、ランドスケープデザインも大学の講義や演習などを通して学べるといったら学べるのですが、大学在学中の講義実習だけは不十分だと感じました。

というか、大学での講義実習は導入編、さわりの部分だけな感じがしました。

「最低限、やり方は教えたからあとは自分でどんどん伸ばしていきなさいよ―」的な。

(大学によって差はあると思いますが、自ら伸ばしておくことに越したことはないかと。)

 

そのため独学でも学んで伸ばした方が絶対良いと思います。

 

とはいえ、ランドスケープ系の学部ではない学生からすると、伸ばす方法がよくわからないことが多いと思います。

そのため、今回、独学方法について紹介することとにしました。

 

独学方法にもランドスケープ関係者からすると賛否両論あると思いますが、誰もこういうのを無料でアクセスできる情報として公開していないので私の個人的経験を元に紹介させていただきます。

何もないよりは何かあった道しるべがあった方がマシだと思います。

 

それでは早速参りましょう!

 

スキル別独学方法の紹介

 

スケッチ力 難易度★

 

 私自身、ずっと美術や絵を描くのが苦手だと思っていて正直最初は抵抗がありまくりました(^^;

自分に絵が描けるのだろうか、と。

そして、絵が上手く描けない=ランドスケープ分野の才能がないのではないのか、と。

 

ここで私が言いたいのは、

「ランドスケープでのスケッチは上手さを求めているのではなく、イメージが伝わればokだからとにかく描きまくることが大事」だということです。

特に絵は一定のレベルまではセンスではなく誰でも描けます。

これはマジです。センスじゃないです。

 

これは留学先で確信したことです。

絵は意外とシステマチックに描けば一定の上手いレベルまでいけるし、それでランドスケープ分野では十分なんです。

というのも、画家になるわけではないからです。

ランドスケープ分野では絵を描く目的は「どんなデザインをしたいのか、イメージを共有するためのコミュニケーションツール」だからです。

 

留学中にもハンドドローイングの授業があったのですが、授業内では個人の個性を認め合ったり誉めあったりする環境ですごい良かったです。

 

上手い下手の優劣はなく、Aさんはここの部分がうまく描けているとか、それぞれの良さをさらに伸ばすような雰囲気だったことをいまでも鮮明に覚えています。

 

 

 

●学習方法

最初は基本的な描き方を学べれば良いです。

ということでテキストを買ってそれに沿ってひたすら描いてみるのがおすすめです。

 

自分が使用していたテキストはこちら。

景観スケッチのコツ
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ド素人がまず始めるならまずはこちらから進めると良いです。

 

絵を描く工程ってこんな感じなんだーとわかりますし、わかると割と様になって描けます。

大事なのは初めからすべて描いちゃダメってことです。最初は構図を決めて、そこから徐々に細かく描いていく、みたいな流れで描くというのが体験的に実感できると思います。

私は中学高校の美術は大の苦手でしたが、いまはこのテキストのおかげで人並みには描けてるんじゃないかという自信があります笑

 

 

参考までに大学院に進学して間もない頃に描いたラフスケッチを載せときます。

上手くはないのですが、何を描いているのかは伝わると思いますし、学部のときにガチガチに研究やってた学生がこんなの短期間でスケッチ出来るようになったという背景をふまえて温かい目でみてもらえたら嬉しいです笑

 

これは暇なときにサクッと描いたやつです。

当時は人の動きとか、樹木の形とかをよく意識して描くようにしてました。

暇があればとりあえずスケッチみたいな感じで。

これはガーデンデザインの案をあれこれと考えているときに描いたもの。

いま思うと全然だめだめですが当時は自画自賛してました笑

スケッチもこの描いた一年前までガチガチの研究していた学生がこんな感じで描けるようになったら嬉しくなりますよ(なにとぞ温かい目でご覧ください)。

 

 

他にはこちらがおすすめです。

緑のプレゼンテーション―建築・インテリア・景観
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こちらも著者が同じなのですが、植物やガーデンデザインなどにフォーカスしてスケッチする方法を紹介しています。

先ほど紹介した本が【導入編】であれば、こちらは【ランドスケープ用の実践編】という感じです。

 

ほかにもいくつかおすすめの書籍があるので紹介しときます。

以下は同級生が使用していたものです。私も借りて使ったことがありますがわかりやすいです。

わたしはあまり使いませんでしたがここらへんは好みもあると思いますので使ってみるのもアリです。

やさしい造園図面の描き方―だれにもできる 単行本
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実践 造園図面の描き方: プロから学ぶ
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緑のプレゼンテクニック 建築エクステリア・造園・ランドスケープ
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こういった書籍を一通り取り組んだら、

あとは

風景をスケッチしまくるだけです。

ひたすらいろんな場所を訪れてスケッチしてみてください。

なるべく現地で描くことをおすすめします。

さきほど言いましたが、「空気感が伝わる」スケッチが上手さよりもランドスケープ界でのスケッチでは大事なので、その場所で五感で感じたことをもとに描いた方が空気感が伝わります。

1時間もかけないで、5分程度でささっと描くだけでもokです。

空気感を心がけながらたくさん描いてみてください。

 

勘違いしてほしくないので何度も言いますが、

「大事なのは上手さじゃない、風景の構造を認識したり空気感が伝わることを意識すること」

を心に留めておいてください。

 

 

ちなみに新海誠監督の「君の名は」で主人公の瀧君がラフスケッチを描いている様子が登場していましたが、

こんな感じにはテキストで何度も練習すればこんな感じに描けるレベルにはなれると思います。

(完全にこのクオリティとはいかないかもですが、ランドスケープでは上手さよりその場所の伝わるのが大事なので問題ないです。)

 

というのも、うまく描くためのテクニックが本でたくさん紹介されているのでそういったものをおさえて何度も練習すれば絵を描くのはセンスではないということがわかるからです。

 

要はコツをつかむかどうかですね。

 

 

 

ちなみに私はジブリも大好きなのでジブリの背景画を参考に練習をしていたこともありました。

ジブリは割と難しかったです(^^;

https://www.pinterest.jp/pin/658158933025394534/

 

 

 

webデザインスキル  難易度★★★

 基本スキルとしては、

  • イラストレーション
  • フォトショップ

 

の二つが操作できたら最低限はokだと思います。

これに加えて、CADの操作もできたらなお良いです。

この類のスキルは特に海外にランドスケープ留学したときに役立ちます。

 

 ランドスケープ留学するとstudioというプロジェクト型の演習があります。

ある特定の場所を対象地にして現地調査→データ分析→コンセプト決め→設計→プレゼン用デザイン資料作成というような流れで進めます。

(大学や指導教官によって進め方や内容は違いますがstudioはだいたいこんな流れです)

このときに最後のプレゼンではイラレやフォトショを使って設計デザインを発表するデザイン資料を作成するので、イラレ、フォトショの操作は必須となります。

 

ここでスケッチアップや3DCADを使えたら表現の幅も広がります。

 

経験に基づいたことをお伝えすると、留学生が英語でのコミュニケーションが十分ではないためデザイン資料をみたら説明しなくとも理解できるように作成するテクニックもけっこう重要となります。

 

デザインスキルは留学前の準備として高めといて損はないです。

 

デザイン資料の構成はpinterestを活用すると良いです。「landscape architecture portfolio」や「landscape architecture diagram」などと検索すると好例がたくさん出てくるので参考にすると良いです。

希望する留学先のランドスケープ学科のHP上でも過去の学生がつくったポートフォリオやプレゼン資料を公開しているところもあるのであればこちらも参考になります。

pinterestはこちら

 

ランドスケープデザインにおけるフォトショップの活用方法や手順についてはこちらの本を参考にしていました。

アメリカのランドスケープ学生におすすめの本10選にも選ばれている高評価の本なので間違いないです。

洋書なので文は英語ですが、写真が多く、英語がわからなくてもフォトショップの操作方法法や手順は基本操作がわかっていればそこまで苦労しないと思います。

少し高いですが買って損はないです。

Digital Drawing for Landscape Architecture: Contemporary Techniques and Tools for Digital Representation in Site Design
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●学習方法

手順としては、基本操作を学んだ後はランドスケープ分野のポートフォリオ資料をpinterestで探してきてそれを模写するのがおすすめです。

これはstudioのデザイン資料作成のフェーズで活きてくる。

最後の資料づくりは学期末ということもあり課題やテストが重なり時間がない中作業するのでスピード感が求められます。

模写を繰り返して素早く作成できるようになっておくと留学中はかなり自分を助けてくれます。

自分は基本操作はできたが、資料づくりに苦戦して連日徹夜生活を送りました(思い出したくない…)

 

とはいえ、学部時は研究重視の理学系にいたにもかかわらず、そこから練習して1からデザインソフトを操れるようになったので全くの初心者でも習得可能。

 

イラレやフォトショは初心者向けのyoutube動画もあるので無料で学べるし、

3DCGについては世界中に受講者がいるオンライン学習Udemyで学ぶのがおすすめです

私もUdemyを活用して3DCGは学んでいます。英語のものが多いですが、日本語のものもあるので安心して学べます。

Udemy

 

フォトショップ、イラストレータースキルを学び方をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

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ランドスケープデザイン力  難易度★★~★★★★★

ランドスケープ分野の総合力を身に付ける、高めるトレーニングと捉えてもらえたら

と思う。なぜなら、studioで行うようなプロジェクトフローと似ているし、実際に就職してから働いてからもこのフローは大きく変わらないからだ。ただ、会社によっては分業していてすべて一人でやるわけではないし、制作までのスパンがかなり短いと思う。

 

 テラリウムづくり 難易度★~★★(初心者向け)

まずはランドスケープデザインを養う独学方法としてテラリウムを紹介します。

テラリウムはガラスの容器に植物を植え込んで栽培、観賞するもの」というものです。

まだまだ認知度が人気が低いですが、ニューノーマルで手軽におうちで緑を愛でられるものとして人気になりつつあります。  

 

 

ガラス容器で植物を育てるのですが、ガラス容器の中で一つの自然界を表現したりすることもできるので、土を入れて空気や水を循環させて植物を育てる感じはいろいろと勉強になります。

やはり、ランドスケープデザインというのは生き物を扱ってデザインするので自然の摂理などを知っておく必要があります。

生き物をモノのように扱ってデザインするのは、私自身が元々生態学専攻だったこともあり、どうかなと感じているのでこの考えは大事にしています。

 

いろいろと学べる割には「費用が安く、スペースが狭くても実践できるし短時間で取り組める」という手軽さがあるため、初心者にもおすすめです。

 

これに加え、いまはyoutube動画でも役立つ内容のものが充実しているため以前よりも難易度が低くなっています。

要は失敗しづらいローリスクの独学方法ですね笑

 

●学習方法

一番初めはキットを購入して取り組むのがおすすめです。

自分で必要なものを準備する必要がなく、作り方手順に沿って進めれば誰でも制作可能。おそらく1時間くらいで作れると思います。

 

始め方や手順については詳しくはこちらで解説しているのでよかったらどうぞ。

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インテリアデザイン(部屋の模様替え) 難易度★★(初中級者向け)

一番簡単なのは自分の部屋の模様替えです。

模様替えでは100均グッズを活用するだけでずいぶん部屋の印象が変わります。

自分の場合はインテリアデザイン雑誌で実例をたくさんみていかせるアイデアを集めて実践していました。

部屋のコンセプトやテーマをまずは決めて、配置や動線、配色を意識して模様替えをしていく感じです。

けっこうモノが多い人が多いので基本は引き算のデザインを意識すれば良いと思います。

 

 

ガーデンデザイン 難易度★★★★(中級~中上級者向け)

ガーデンデザインはランドスケープデザインを効果的に養える方法です。

どんなコンセプトやテーマでどういう植物を選んでどんな配置をするのか。

コンセプトはもちろん、植物を植えるガーデンの立地環境(平面なのか、水はけが良いのか、日陰か日当たり良いのかなど)も考慮して植物を選ぶ必要があるので、考えることが多く、とても良い経験になります。

 

とはいえ、家の庭、学校の敷地を活用してガーデンデザインを行うのが主なのである程度のスペースがないと実施できなく、土、園芸植物の知識が必要なため少し難易度が高めです。

 

こちらの学習方法については少し長くなりそうなので、いずれ別で記事にまとめようと思います。

 

仮想空間上ランドスケープデザイン 難易度★★★★(中級~中上級者向け)

  高いスペックPCが必要で、専門の3DCGソフトを操るスキル習得が必要なためハードルが高い。

とはいえスペースは仮想空間上でデザインするため修正が簡単、スペースいらずのためPDCAを回す回数を短期間で稼げて経験値上げは効率が良い

 UE4とかはリアルなゲーム背景に利用されていてなかなかリアリティが高い

UE4の基本操作はUdemyで日本語学習プログラムが複数あるので基本操作は学べます。

Udemy

 

 ただ、マニアックなスペックを備えたゲーミングPC的なものが必要なため初期費用が高い汗

 

現在、仮想空間上のランドスケープデザインを自身で取り組んでおり(私はこれをバーチャルランドスケープクリエイトと呼んでます)、自分で学習方法や学習プログラムを提供できるように試行錯誤中なので、でき次第紹介させていただきます。

 

これができたら、ランドスケープ業界のキャリア選択に幅が広がるし、独学でどんどんランドスケープデザイン力を鍛えられるので紹介できるように頑張ります。

 

ランドスケープデザインプロジェクト 難易度★★★★★(上級者向け)

 実際のプロジェクトを通してランドスケープデザインプロジェクトに参加するのがやはり一番総合力が上がります。

また、一回で得られる経験値も高い。

たとえば、クラウドファンディングで古民家改修プロジェクトを建築学科の学生と協働で実施してランドスケープデザインを担当するとか、親戚や知り合いの家の庭をランドスケープデザインするとかがあります。

 

また、教授が持つプロジェクトのお手伝いなどでかかわることが出来るチャンスもあります。

 

クライアントが存在するため、特にクライアントの意向に沿ったデザインができるか、満足してもらえるデザインを経験できるのが貴重な機会で大きな経験となります。

 

とはいえ、ガーデンデザイン同様、スペースが必要ですし、ランドスケープデザインさせてもらえる機会はなかなかなく、作業内容もたくさんあるのでこちらは難易度が一番高いと思います。

 

こちらについては独学とはいえ、先輩のお手伝いや実習などで一連の流れを知ったうえで取り組むことをおすすめします。

いまいちイメージできない方はこちらの本を読んでみると少し全体像がわかるかなーと思います。

造園がわかる本

【送料無料】 造園がわかる本 / 赤坂信 【本】

造園分野について全般的に書かれています。私の大学、大学院ではランドスケープを学ぶ学生の大半がいわばバイブルとして持っていましたので手元に置いておいて損はないです。

 

 

まとめ

以上のことをまとめると以下のとおりです。

・ランドスケープデザインを養うのは学校の実習だけでは不十分で独学して伸ばす必要があるし、ランドスケープに興味がある他分野の学生でも取り組めることはいろいろある

・スキルとしては大きく分けてスケッチ、webデザイン、ランドスケープデザインがある

・ランドスケープデザインスキルは初心者向けはテラリウム、模様替えがあり、他にはガーデンデザイン、仮想空間ランドスケープデザイン、ランドスケープデザインプロジェクトがある

 

 

以上となります。

いかがだったでしょうか。

独学方法がわからずにウズウズしている人はとりあえず興味あるものを取り組んでみてください。

頭で考えていても答えは出ません。行動あるのみです。

新しい分野、自分にとって未知な分野に足を踏み入れるときは誰でも躊躇しますが、とりあえずやってみることを大事にしてみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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sho-ji
▶30代独身▶複業家▶ブログ運営(ドローン、暗号資産、英語)▶ドローンパイロット(UAV技能初級、UASLevel2取得)#デイトラ生▶暗号通貨積み立て実績公開中▶TOEIC880&留学3回(語学留学と専門留学)