みなさんこんにちは!
今回は英語不要説について、自分なりの見解をお話したいと思います。
英語が不要だと話す人たちは多くいます。
中には、自分が英語が嫌い、勉強したくないから不要だということにしたい願望も込められたものも存在します。
一方で、英語は必須だと主張する人たちもいます。
「英語はグローバル社会になってからは必須スキルだ」
「英語を知らないとビジネスチャンスを逃すことになる」
こういう言葉をよく耳にするのではないでしょうか。
では、いったい英語は必要なのか不要なのか。
他の記事では散々この議論はされてきており、一般的には会社員の視点から離されていることが多いです。
日本の社会人の大半は会社員から当たり前ですが。
一方で、フリーランスの視点から英語必要か不要かについてはあまり議論されていません。
そこで今回は会社員でもありフリーランスでもある私が、
フリーランスの視点から英語不要説
についてお話していきたいと思います。
この記事を書いた人☑
☑ブログ歴2年0か月(途中挫折&失敗あり)
☑家庭教師で小学生~高校生の英語科目を指導経験あり
☑地方国立大出身で学生時代のTOEIC最高得点は470点
☑大学院生の時から本格的に学習、TOEIC760点に伸ばし卒業後も学習を継続
☑TOEICの最高スコアは850点、TOEFLibtは80点
☑語学留学3回、大学院専門留学1回の経験あり
☑英会話はゲームと洋画を活用して覚えるスタイル
☑中小企業の会社員(経営企画)と個人事業主(家庭教師)を兼業
世間一般の英語不要説を唱える根拠とは
まずは世間一般の方々が英語不要説を唱えている根拠について探っていきます。
未来起こりうる事象をふまえて英語不要説を唱えている記事がこちらです。
英語不要な根拠をしっかりとデータをもとに論理的に説明していてわかりやすい内容でした。
【英語不要論】英語のいらない世界がやってくる!だからTOEICでスコアだけをとろう!
結論からいうと、「英語は不要になるけどTOEICスコアはアップさせておこう」という内容でした。
つまりは「英語話せなくて良いけど、英語力あるとみなされる肩書きとしてのTOEICスコアはもっておこうね」ということです。
一般的な議論に対する私の見解:【時期と人による】
一般的に議論されている「英語の必要か不要か」について、
私の見解としてはこちらです。
結論:時期と人による
ちょっと落ち着いてください。
これから詳しく述べていきますので安心してください😊
私の見解では、大きく分けると、時期によるは「修行期なのか安定期なのか」、人によるは「会社員なのか、フリーランスなのか」です。
※フリーランスとは個人事業主のことをいいます、便宜上その言葉を使っています。
修行期とは「会社員として会社の業務を覚えるのに必死な時期」のことです。
業種や会社によりきりですが、入社して3年くらいはこんな感じなのが一般的ではないでしょうか。
安定期とは「業務に慣れてきて、他のことをする余裕ができる時期」です。
業務も年々変わっているので、その時々で大変ではあるため安定とは言えないかもしれませんが、
新入社員のように「業務そのものに取り組むことに必死で常に業務のことで頭がいっぱい」という状態ではないはずです。
通勤時間や朝や夜の隙間時間にはほかのことをやる余裕があるという状況です。
年齢でいうと、20代中盤から30代前半あたりではないでしょうか。
それ以上の年代や時期は私自身が30代でわからないため対象からはずしています、すみません。
そんな時間もなくずっと残業している人は転職やライフシフトを検討した方が良いかもしれません。
そんなのは長続きしませんし、メンタル崩壊して休職、退職せざるを得なくなってしまいます。そんな時代は終わりましたよ。
キャリアを考えなおすなら、以下の本がおすすめです。
よかったら読んでみてください😊
「複業家」という言葉を私はこの本で知りました。勇気のもらえる内容です😊
ライフシフトについてです。
カンタンにいうと、「100年時代はこれまでの決まった順番でライフステージが進んでいくのではなく人それぞれのライフステージになるから自分で選択していく」というような考え方を説明しています。
会社員でいえば、修行期、安定期関係なく、英語は必要だと私は思います。
なぜかというと、
これは他のブログやサイト記事でも散々語られていることなのでここでは割愛します。
簡単に言うと、グローバル社会になって昇進や転職の際に評価対象になるからですね。
もっというと、英語力というよりTOEICスコアです。
一般的には英語話せるよりもTOEICスコアが高い方が評価されるくらいTOEIC至上主義です笑
つまり、TOEICで高スコアを持っていると市場価値が高まり、昇進や転職で有利になるため、短期間で集中してTOEIC高得点狙うのはコスパが良いです。
加えて、給料というベーシックインカムがあるため、時間がない中で隙間時間を活用して英語に力を注ぐのは効率が良くおすすめです。
業種によりますが、一般的な話でいくと英語力はやはり会社員の方が役に立ちやすいと感じています。
ここらへんは他記事でも散々語られているので他を参考にしてみてください。
「英語 必要」「英語 不要」とか「英語 TOEIC 必要」とかググればたくさんでてきます。
TOEICの必要性についてはこちらの記事を参考にどうぞ。
TOEICは意味ないとよく言われるが…? 実際のところを英語のプロが本音で解説します!
一方で、フリーランスの方々にとって英語は必要なのか、不要なのか。
ということで、フリーランスの方々が英語力とどう向き合うべきか、どうとらえるべきかについて詳しく述べていきます。
フリーランスが英語とどう向き合うべきか
結論からいうとこんな感じです。
フリーランス→自分で稼ぐ力が最優先。
英語がすぐに自分の事業を拡張させられないのであれば、
まずは事業に直結する稼ぐスキルを磨くことが優先。
私自身、会社員を辞めて独立して、フリーランスとしての活動を経て、
現在は会社員とフリーランスを兼業しているので会社員の立場はもちろん、フリーランスの立場もよくわかっています。
※副業を認めている会社に就職したというよりはもともと主業がフリーランスで、短時間正社員採用という形でフリーランスと並行して会社の経営企画の仕事に関わっています。
そういったキャリア経験からすごく実感することです。
ちょっと例を紹介したいと思います。
英語ができるフリーランスの例
考えてみてください。
フリーランスで、昇進、転職もなく、いますぐに英語の必要性もない中で、英語力があったとしても、受注先からすると何かメリットありますか?
たとえばweb制作を主業とするフリーランスがいるとします。
フリーランスA:ニーズに合わせて様々なwebサイトを作れる
フリーランスB:パターン化したwebサイトとTOEIC900点の英語力がある
この二つを比べたならどうでしょうか。
webサイトを依頼するクライアントからすると、
求めているのは「web サイトの構築」なので、希望通りのweb サイトをつくってくれるフリーランスAを選びますよね。
もちろん、フリーランスBのほうはTOEIC900点の英語力を持っているという魅力がありますが、正直、TOEIC900レベルだと海外向けのサイトをつくることは難しいです。
通訳、翻訳できるレベルには到底まだ追い付かないですし、海外向けのサイトをつくるノウハウは英語とは別のところにあるからです。
TOEICの英語力は私が感じているのは「海外でビジネスがしっかりとできるレベル」ということではなくて、
「海外でビジネスをするための素養が身に付いた、その場でなんとか対応できるレベル」になれるということです。
TOEICができるのとビジネスシチュエーションで会話ができるのとでは求められる英語のスキルが別なので。
これは他の記事でも言われています。
だからTOEIC SWが登場したという背景があるんだと思います。
「フリーランスだったら英語が不要」だといいたいわけではないです。
フリーランスでも英語を使う事業をしている人はむしろ必須ですよね。
では、フリーランスは英語とどう向き合うべきか。
結論をいうと、「必須スキルに加えて掛け合わせるときに英語は有効」です。
稼ぐ力である事業に必須なスキルをまずは磨いて、そのあとに事業拡大やライバルと差別化するときに英語は有効になるということです。
ゲームでいえば、アタッカー系で攻撃力が強いキャラクターが回復魔法を覚えてHPを回復できるようになると「おーこれは使えるわ~」ってなる感じです。
さきほどの場面でいくと、フリーランスAさんがTOEIC900あった場合を考えてみると、すごい武器になります。
なぜかというと、「すでに主業のスキルが十分あって、それに英語力が加わる」という状況になるからです。必須スキル×英語は強いですよ。
フリーランスAさんの場合では「海外企業で日本のマーケット向けにwebサイトを構築したい」というクライアント向けに仕事ができるようになります。
この場合は英語を使う場面がクライアントとのメールのやりとりや打合せがメインなので、ビジネス英語に対応できればなんとかこなせます。
そして日本向けのwebサイトは普段行っている業務であり、
Aさんは「ニーズに合わせて様々なwebサイトを作れる」スキルがあるので、
海外クライアントから仕事を受注できるはずです。
このように、
主業の必須スキルをまずは磨いて稼ぐ力を高めて、これに英語力を掛け合わせてライバルと差別化もしくは事業拡大を狙っていく、ということで英語を学習するなら大いに有効です。
しかし、
フリーランスでお得意先がいて安定しているなら、事業拡大や事業転換で海外のマーケットに目を向けて進めるならまだしも、稼ぐ力がなくて英語力があるのは収入に直結しないのでおすすめしません。
これはさきほど述べた例をみるとよくわかりますよね。
ゲームでたとえると、アタッカー要員なのに、攻撃力が弱くてなんか回復魔法も中途半端に少しは使えるキャラクターってどうですか?
それなら攻撃力が高いキャラクターと回復魔法が使えるキャラクターを別で使った方が良くないですか?笑
まずは稼ぐ力である主業の必須スキルを高めるのが最優先というのはこういうことです。
※副業で英語講師、家庭教師をする場合は英語力が直結するので話は別です。
この場合は、英語力そのものが必須スキルとなり、優先すべき稼ぐ力となるからです。
もちろんこのほかに属性を考えると無数にあります。
フリーランスで独身、事業は安定しており、資産500万以上
フリーランスで独身、取引先は複数いて安定しつつあり貯金100万
フリーランスで所帯持ち、一気に稼いで資産5000万、現在サイドFIRE中
などなど。
こうなってくると、一つ一つの状況に応じて「英語を学習した方が良い悪い」を判断していく必要があるのでキリがありません。
私が考えるのはズバリ、これです。
いま稼ぐ力も十分で時間も余裕があるけど何をすれば良いかよくわからないなら、とりあえず英語学習をしておいて損はない。
ということです。
英語はどの分野でも汎用性が高いスキルです。
カンタンに言うと、海外とのやりとりができるようになるということなので、海外向けに稼ぐ力を活かす橋渡しができます。
もしくはさきほど少し述べた、副業として使うこともできます。
家庭教師や英語講師、もしくは通訳や翻訳、旅行ガイドなど副業の種類も幅広いです。
ということで、英語は汎用性の高いスキルとして有効なので、学習しておいて損はないので、
いま稼ぐ力も十分で時間も余裕があるけど何をすれば良いかよくわからない
という方はとりあえず英語やっておいても良いかと思います。
まとめ
まとめると以下のとおりです。
【まとめ】
- 会社員はどんな人もTOEIC学習はおすすめ(昇進、転職に有利)
- フリーランスはまずは稼ぐ力(必須スキル)を優先させるべき
- 稼ぐ力(必須スキル)に加えて掛け合わせるときに英語は有効
- 何をすれば良いかよくわからない人は英語学習して損はない
いかがだったでしょうか。
フリーランスの英語の向き合い方について少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。