こんなことでお悩みの方がいらっしゃると思います。
多くの海外の大学院は、出願の際にはGPAが3.0を最低基準としています。
日本の大学ではGPA3.0はなかなか優秀な学生しか取れないイメージがあり、卒業時まで3.0を維持するのは大変です。
学部の1年生のときから真面目に単位を取得していれば問題はないのですが、3年生、4年生になってから「海外の大学院へ進学したい!」となったら、1年生のときから取得した単位を戻すことはできないので、GPAを3.0に持っていくためにはなかなか至難の業となります。
多くの志願者にとって、TOEFLといった英語のテストと同様に海外の大学院進学の際の足かせとなっていることだと思います。
では、GPA3.0ないと海外の大学院へ進学できないのか…
そんなことはありません。まだあきらめるのは早いです。
今回はGPA3.0未満の人に向けて対処法を紹介したいと思います。
優先度の高い順番に紹介していきます。
それでは早速参りましょう!

目次
①英文証明書を発行してGPAを確認してみる
まずは大学の学務課に行って、英文の成績証明書を発行してもらってください!
あまり知られていませんが、実は大学によっては和文の成績証明書と英文の成績証明書とでは成績の付け方が異なる場合があります。
私の大学では異なっていたおかげで、和文ではGPA3.0未満だったのに、英文では大きく3.0を上回る成績になりました!
ここで以下のような人もいると思います。
まだあきらめないでください!次の手があります。
記載する科目、記載しない科目を取捨選択してGPA3.0を上回るように取り計らってもらう
学務課に相談して、成績証明書にすべて記載してもらわないようにお願いしてみてください。
その際には「海外の大学より専攻分野と関係の薄い科目は記載しない形式を求められました」といってみてください。
それで計算上GPA3.0を上回るように記載する科目としない科目を選んでください。
この時注意しなければならないのは、卒業要件を満たす単位数分記載する必要があるかどうかです。必要あるかは志望する海外の大学に問い合わせてみてください。
在学中は卒業見込みの状況で出願するので、そこまで細かく見るかどうかは大学によりきりかと思います。
こんなことして良いのかと思われるかもしれませんが、海外の大学によっては本当に専攻分野と関係のない科目は参考にならなくて見づらくなるから削除を求めるところもあるみたいなのでその点は大丈夫ではないかと思います。
もし、どうしてもGPAが3.0を上回らなくても、自分のベストで3.0に近くなる成績証明書を作成してもらってください。2.7,2.8とかでも次に述べる方法でカバーしていきますので!
②推薦状で成績についてフォローしてもらう
次の対処法は、「出願書類の一つである推薦状で成績についてフォローしてもらう」です!
教授に書いてもらう推薦状で「彼はGPAは3.0を下回っているが~なので優秀な学生であることに異論はない」といったようなフォローする内容を盛り込んでもらえないかお願いしてみてください。
推薦状は多くの教授は馴染みがなく、煩わしいことから丸ごと頼む学生はほとんどいません。
また、推薦状は「第三者からみて学生を評価する。志望動機書の内容を第三者からお墨付きもらう」ための書類として位置づけられるので、どういう内容を書いてもらいたいのか、あらかじめこちらで骨格をつくって置いてお願いするのが基本です。
ですので、その際に自分で成績をフォローする内容を盛り込んだ骨格をつくって置けば良いということになります。
推薦状の作成、お願いの仕方についてはこちらの記事で詳しく述べていますので参考にしてください。
③放送大学で単位履修をしてカバーする
最後の手段として力業でGPA3.0を超えさせる方法があります。
それは、放送大学で単位履修して、好成績を取って、こちらの成績証明書と合わせてGPA3.0を超えさせるという方法です。
この方法は国内でも屈指の某留学エージェントに相談しにいったときに教えてもらった方法です。
この方法でなんとか海外の大学院進学を果たした学生が多くいるそうです。
放送大学自体の履修も前期、後期に分かれており、半年ほど経たないと単位を取得することはできないので時間はかかりますが、3年生、4年生でもまだ間に合うのでぜひ活用してみてください!
いかがだったでしょうか。
今回はGPA評定が低いときの対処法について紹介しました。
ここまで読まれた方は重々承知かと思いますが、GPAをみくびっていると海外の大学院進学が難しくなるので、これを読まれている学生さんはいま受けている履修科目をすこしでも良い成績で取得するように努力してください!!
自分でいうのもあれですが、これは有料級の情報を提供していると思います。
ぜひ参考にされて海外の大学院進学を果たされてください!!
最後までお読みいただきありがとうございました!!
