ランドスケープ

【ランドスケープ院卒】ランドスケープ学生に読んでほしい 学生生活でやっておけばよかったこと2選

もしもう一度いまの状態で大学院に戻れたら、どんなことをしますか?

このように学生から質問されたことがありました。

 

この学生の質問に対しては

・新たな経験をしたことで、大学院生活を振り返ると後悔していることは何か?

・その後悔を知って自分の大学院生活に活かしたい

というような学生の意向が含まれていると感じています。

 

学生のみなさんにはより良い学生生活を送ってもらいたいので、他分野にも挑戦した自分が大学院生活を振り返ってみていまの学生にやっておいた方が良いと進めたいことを厳選して2つ紹介したいと思います!

 

実際に施工できるような具体的なフェーズ(図面作成)まで落とし込むべき

私自身、都市計画や地域計画のような上位計画のようなところに在学時は興味を持っていたので、

詳細設計といった図面を作成して施工できる状態にするような「具体的なフェーズ」まで落とし込む作業をあまりしなかったのは後悔しています。

なぜなら一度経験してみないといろいろな場所や風景をみても自分の中で深いところまでかみ砕けないからです。

やはり、ざっくりしたマスタープランのようなものは正直曖昧な部分が多くあっても、学生の成果品ですし、なんとかなってましたが、実際に施工する感覚や、

特にエコロジカルなランドスケープデザインなら、地域の生態学的な視点や土壌、地質などもっと掘り下げて論理的にかつうまく機能するように掘り下げて考えるべきだったと思います。

イメージとしてはこの本に描かれているようなことを実際に院生のときにやっておきたかったです…

エコロジカル・ランドスケープというデザイン手法―生物多様性に配慮した空間を総合的にデザインする50シート
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こちらの本も事前に読んでおくと庭の作り方がかなりイメージできて良かったですね(あとは実行に移すだけ)

わかりやすい 造園実務ポケットブック
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米国に留学していたときはそういったことまでしっかりと割と考える必要があったので、こういうことが少しは経験できていましたが、

大学の講義、演習関係なしにプロジェクトや団体などに参加したりして、実務的に自分で積極的に取り組んでいけたら良かったなーと思っています。

これについてはまだまだみえない部分が多いのでこれが正解かさえもわからないままですが、現時点で後悔していることとして強くあるので挙げました。

 

他の分野も学ぶべき

ランドスケープ以外の他分野も学んで掛け合わせて独自性を見出すきっかけをつくったらよかったと思いました。

良い意味でも悪い意味でもランドスケープにどっぷり浸かった学生生活を送ったので笑

脇見もせずにひたすら突っ走った感じでした。

 

しかしながら、ランドスケープは関連分野が多岐に渡るためその分他分野を学んでも損はないと感じました。

私の場合は学部の専攻が「植物生態学」だったこともあり、ランドスケープ分野の中でも「エコロジカルランドスケープデザイン」について特に重視して学びました。

ランドスケープ分野の中でも自分の居場所はどこなのか、それを探るために重視して学んだことに後悔はありません。

しかし、いま振り返ってみるとランドスケープ分野の枠を超えて異なる分野を学ぶのは大いにアリだなと感じています。

大学院は専門を掘り下げていくのでもちろんその分野の中でより深く学問を追究していくということは自然なことなのですが、外からその分野をみるという俯瞰的な視点を少し見失いがちになってしまう傾向もあると思います。

他分野も学ぶのはそういう視点を得られるということはもちろんですが、加えて専門分野をさらに強化してくれる側面もあると感じているので、他分野を学ぶのはありだと思っています。

 

どういうことかといいますと、

イメージとしては、

 

ランドスケープ分野の中でさらにエコロジカルランドスケープのようにある特定を深めるのはこんなイメージで、

ランドスケープの中にエコロジカルランドスケープがあるような入れ子構造のような感じです(厳密には人によって解釈が異なる気がしますが便宜上このように表します)。

 

一方でランドスケープと他分野との関係性はこんな感じ。

交わる部分が分野の掛け合わせによってできる「独自性」だと思っています。

今後の時代は多様化、個人が台頭していくと思うので、この「独自性」がいかにユニークであるかが重要になっていくと感じています。

 

 

掛け合わせる他分野としては割と汎用性の高い分野で自分が興味あることにまずは取り組んでみると良いと思います。

汎用性が高いと横の展開がどの分野でもしやすいので、更なる掛け合わせが期待できますし、最悪、専門分野で食べていけなかったときの保険(副業の一つ)にもなると思います。

あまり大きな声でいえませんが、ランドスケープのデザイン事務所などは日本で働くのであればやっぱり激務で夜遅くまで働くような労働環境が普通です…

正直ブラック企業と言われても仕方ないですが、「好きなことを仕事にするんだからそこは我慢しろ」と言われて働くしかないでしょう。

ただ、これからの時代は一つの職でしか食べていけないというわけではないと思います。

数年前に副業が解禁されて、コロナによって副業を進める企業がさらに加速しました。

これはどういうことかというと、

「会社の業務に支障きたさない程度で副業しても良いよー」

というスタンスから

「業績悪化でうちの会社でこれまでのようにしっかりと給料支払うことが難しそう….頼むから副業して収入を補填してくれない…?」

という方向に変わってきたんだとみています。

 

学生であればあまりピンと来ないかもしれませんが、企業に勤めることでとりあえず生活していけるとはイコールでなくなり、個人で稼ぐ必要性がさらに増してきているということなんです。

そうなると元々収入が低くいわば修行期間のように捉えられているデザイン事務所、設計事務所だけで働くのは以前よりもリスクが高くなっている可能性があり、

それなら事務所でバイト勤務して生活費は他の稼げる分野のスキルを身に付けて並行して進めていくような形のような良いように思えてきます…(個人的意見です)

こういうことって大学の学部、学科の専門分野の先生は教えてくれないんですよね…

それは当然で大学の先生は専門分野には詳しいですが、博士課程を経てそのまま研究機関や大学講師とかになっていたりとサラリーマンやったことがない人も多くいるので感覚的にわからないので伝えられないんだと思います。(大学の先生を否定しているのではなく事実を述べています。指導力や人間的に素晴らしい先生はたくさんいます。)

 

そういう意味では他分野を学ぶことでこういうのを見つめなおす良い機会なのではないかと感じています。

また留学するのも有効な選択肢の一つです。

海外の大学だと、専攻以外の科目もけっこう取得しやすい環境なので、専攻以外の科目も多く取得する学生が割と多くいます。

専攻する学部で単位を取る、学位を取得するので精一杯だと思う場合でも、長期休暇で開講されている短期プログラムや他大学のプログラムに参加することも日本よりもハードルが低くできます。

 

また、日本の大学に在籍しながら長期休暇で海外の大学のプログラムに参加することもできますし、海外インターンシップをしてみるのアリだと思います。

そういったプログラムやインターンシップは専攻分野を問わない場合が多いのであまり気負いせずにトライしてみてほかの分野を知って視野を広げてみると良いと思います!

ミッション実践型インターンシップ『グロキャン!』

 

社会人になって仕事をして、そしてシンガポールの会社でマーケティングに携わり最近思うことは、在学中にランドスケープ以外の科目も学んで視野を広げつつ、

ランドスケープと分野を掛け合わせてスケールに囚われずに論文などに取り組めばよかったと思っています。

 

ただ、専門職大学院であり、かつキャンパスが独立していた分なかなか難しい部分があったのも正直なところですし、

先ほども言いましたが大学院の時はこれでもかというくらい学問に没頭して突っ走ったのであれはあれで後悔はないです。

 

 

ということで、私は海外の大学院に進学したときに取り組んでいきたいと思います!

必要ならば二年間で卒業せずに一年遅らせて他分野を一年間みっちり取り組んで卒業、というパターンも全然ありだなーと思っています。

そしてどんな分野を学ぶかというと、いまのところはランドスケープとマーケティング分野を専攻して取り組んでいきたいと思っています。

 

 

 

自分のキャリアや進路、専攻する専門分野に対して不安になった人はこの本がおすすめ
キャリアを考えるといろいろと選択肢、可能性があるので不安になりますよね。

何よりも進んでみないと実際わからないことが多いし、一度進むと戻るのが難しくなりますし…

そこで、適職の見つける方法を知るのがオススメです。私が参考にした本はこちら。

科学的な適職
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また、キャリアや進路を考えるときにないがしろにしてはいけないのは

「自分はどんな人生を送りたいのか」ということ。

いくらやりたい仕事(分野)があっても、かなりハードワークで残業必至のような内容だと、

もし家族や自分の過ごす時間に何よりも重視している人なら

天秤にかけてどちらか選択するかどちらかを我慢する必要も出てきます(必ずしもそうとは限りませんが)。

そこで自分が人生の中で大事なものは何なのかを考える良いきっかけになる本がこちら

チーズはどこへ消えた? (日本語) 単行本
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こちら、めちゃくちゃ読みやすいです!寓話形式で100ページくらいですぐ読めます!

とはいえ、なかなか考えさせられるので、読了後は外に散歩にいったり、物思いにふけられる場所に行くことをオススメします笑
漫画で描かれているバージョンもあるので、活字が苦手な方はこちらがおすすめ。

サクッと読めて実用的です。読んで損はないですよ。

マンガでわかる チーズはどこへ消えた?
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それでも本を読みたくない人はこちらの動画であらすじを解説しているので参考にどうぞ。

 

他分野のスキル獲得や学び方について

これまで述べてきた他分野のスキル獲得や学び方ってどうすれば良いのか、ということに最後触れて終わりたいと思います!

学生の間に専攻分野を学びながら並行して学ぶことはもちろん、

社会人になってからでもスキルアップや他分野を学ぶことは可能です。

 

取り組む分野について特にこれということがなければ、

『汎用性が高い&需要が伸びる&オンライン学習可能』な分野がオススメです。

 

私が尊敬するクロネコさんもこのようなことをつぶやいていました。

このことからブログ運営をするとアイデア、文章力、マーケ力、ITリテラシーすべてが鍛えられるので最適ですが、

やはりweb・IT系の分野(プログラミング、webマーケティング、webデザイン)あたりの分野もかなりオススメです。

今後伸びていきますし(IT系エンジニアの人材不足)、汎用性が高く、オンライン学習可能とすべて揃っているので。

 

特にオンライン学習というのが強力で、これはネットとPCさえあればどこでも作業ができるということなので、

オンライン学習後に副業として進めていく場合でもメリットがたくさんあります。

転勤しても日本全国どこでも(地方や田舎でも)続けられますし、

私のような

・キャンパスが独立して他分野の科目がとりずらい学生

・地方に住んでいてそういう学習機会がほとんどない方

・そして将来、海外に留学することを考えている方

 

いずれの状況でも取り組むことが可能なんです!!

 

もっといえば、ワーケーションのような観光しながらホテルや旅館で作業ができたり、ノマドワーカーのようにいろんなところを滞在しながら作業できたりと自分でライフスタイルを選択することもできます。

今後需要がさらに拡大していって、副業とても活用できて、本職の専門分野と掛け合わせて(横展開して)独自性を見出して収入アップも見込める。

こんな最高な分野はなかなかないと思います。

加えて、オンライン学習は全くの素人(大学の専攻とか関係なし。文系もok)からでも始められるようにカリキュラムが構成されているので、

とりあえず体験してみてから自分に合っているか、やっていけそうか判断するのもアリだと思います。

 

下にいくつかリンクを貼っておくのでよかったら参考にどうぞ。

【Web開発初心者向け!】Web開発入門完全攻略 充実の18時間コース

オンラインで学ぶWebデザイン講座

効率化重視のオンライン講座。独学で難関資格合格を目指す。スキマ時間にいつでも勉強できるオンライン講座

 

Pythonコースはプログラミング言語を学ぶコースです。

WordPressコースはブログ運営で役立つコースですね。かく言う私もWordPressをいま使ってブログを作成・運営しています。

 

オンライン学習で得たスキルを生かして副業していく方は以下のような案件、求人情報を活用すると良いでしょう。

また、オンライン学習前に案件、求人情報を先に読んでおいて、どんなスキル、経験が求められるのか知っておくとオンライン学習時に意識して取り組めるので一旦登録してみるのも良いでしょう。

ITフリーランスエンジニア向け案件、求人情報【at-engineer】

 

オンライン学習を習慣化したい人はこの本がおすすめ
オンライン学習をいざ始めてスキルを身に付けていくぞーとスタート切ったのは良いものの、継続して続けていくのは大変ですよね…汗

そこで習慣化の専門書を読んで、習慣を身に付ける方法を学ぶのが一番オススメです。

私が参考にした習慣化の本はこちら。

短期間で〝よい習慣〟が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術
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習慣化する方法がとてもわかりやすく説明されているので、サクッと読めて実用的です。読んで損はないですよ。

 

以上となります。

いかがだったでしょうか。

誰しも年数を経ていろいろと経験したからこそ、当時は完璧だと思ったことがまだまだ全然だと感じることはあると思います。

そういったことを振り返ることで自分の今後の進み方を考える良い機会ですし、なによりも次世代の学ぶ若者のためになると思います。

ぜひより良い充実した学生生活を送ってほしいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

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ceramal.
青森県出身 モットーは「Think Globally, Act Locally」 スキルを掛け合わせて独自性を高めながら、自分らしく人生を歩むことを目指してます。 『英語学習』『語学留学・大学院留学』『温泉』『ランドスケープ』について、「自分の体験談・失敗談」をもとに紹介しています。