

みなさんこんにちは!
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
今回は、TOEFLibt 80点レベルの実際の英語力・実力とは?
についてお話したいと思います。
TOEFLibtスコア80点あれば、半分以上の米国の大学院の英語力の入学基準をクリアできるので、大学院留学を考えてる人は1つの関門なのではないでしょうか。
しかしこのTOEFLibt 80 点を、ネットでググると
なんていう悲しい意見もたくさんあります…
では、TOEFLibt 80点レベルの実際の英語力・実力はどの程度なのか?
残念ながら、結論としては、
「英語がペラペラで、大学院の授業に問題なくついていけます」と堂々といえません…(泣)
大学院の授業に余裕を持ってついていくためにはおそらくTOEFL ibt 100点くらいは必要かなと思います…
実際、アメリカの大学院に留学した際はかなり苦労しました…(-_-;)
でも、
「TOEFLibt 80点なんて全然使えねえ」
なんてことは決してありません。
TOEFLibt 80点でも、英語でできることもたくさんあります。
私は、米国の大学院に進学するため、TOEFLibt 80点(R23 L20 S19 W18)を取得。
この記事では、そんな私がTOEFL ibt 80点を取得した時の英語力を振り返ってみます。

TOEFL ibt 80点レベルの実際の英語力
TOEFL ibt 80点を取得した時の自分の実力を、4技能に分けて見てみます。
リーディング
英文を読むスピードは割と早いかなーと感じます。
特に、背景知識がそれなりにある英文は、ほとんど返り読みしません。
しかし、
- 英字新聞・ネットの海外ニュース
- 得意分野以外の専門的な内容の英文
は、意味がわからない単語が多くて読むのを挫折することも多いです。
また、TOEFLのリーディング問題でもあまり知らない分野の内容だと、返り読みしたり一度では半分くらいしか理解できてないことが多いです。
精読して、何度か通読してやっとスラスラと読める感じでしょうか。
米国の大学院で課された大量の書籍や論文を読み漁るには全然実力が足りないと思います。
リスニング
英語リスニングの実力です。
英語を第二言語とする国出身の人との英会話なら、多少発音のクセがあったとしても相手の言っていることをほとんど理解できます。
しかし、ネイティブと会話するときは大まかなことは理解できるものの細かい部分はよくわからなかったりします。
感覚的には、聞こえてきた英語を脳内で日本語→英語に変換することなく、英語が英語のまま理解はある程度できていると思います。
一方、
- 海外のTVドラマや映画・ニュース
- TED トークのプレゼン
- ネイティブスピーカー同士の会話
では、知っている分野の内容だと何となく話している内容がわかる時もありますが、理解が追いつかない、あるいはほとんど聞き取れないことの方が多いです。
ちなみに英語学習にもよく使われるディズニー映画はストーリーの大まかな内容はつかめるくらいです(汗)
以上のことから、米国の大学院の授業では聞き逃しが発生する可能性がかなり高く、ついていくのがやっとか他の人の助けがないとけっこうついていけないと言えます。
スピーキング
次に、スピーキングの実力についてです。
日本語で変換せずに英語で考えてそのまま口から出てくることが多くなりました。
つまり、会話のときにはタイムラグがあまりなく相手と話すことができます。
特に、一度英語で話したことのある内容をまた話す時は、かなりスラスラと自然に話せるようになりました。
この辺は、
- 毎日の英文法
- オンライン英会話レッスン
といったスピーキング練習の効果が大きいと思います。
日常英会話程度ならこの2つを徹底的に反復練習を続ければ割とスピーキングはヌルゲーになってくると思います笑
私が日常英会話が割とすらすらできるようになったのは「毎日の英文法」のお陰です。こちらの記事に詳しく書きました。

オンライン英会話もスピーキング対策におすすめです。こちらの記事をどうぞ。

なので、文法的な間違いはまだけっこうあるものの、海外旅行で空港やタクシー、お店やホテルの受付などでのやりとりで英語が出なくて困るということはほとんどありません。
ライティング
最後にライティングの実力についてです。
細かい文法的ミスやネイティブからすると意味は通じるけど慣れない言い回しを使っていたり、違和感を感じさせる文章だったりします。
ただ、メールのやりとりでは言い方を調べることはあってもそんなに困ったことはありません。
日本語から翻訳するとなるときちんとした文章はまだまだ書けないので、翻訳家と名乗るには程遠いでしょう(泣)
以上、TOEFL ibt 80点レベルになった自分の英語力を、4技能に分解して見てみました。
これをまとめると、
★会話
- 1対1なら、相手の話をほとんど理解できる(第二言語話者であれば)
- 良く知っている内容であれば、多少の文法的間違いは見られるものの、フルセンテンスで話すことができる
- 海外旅行でコミュニケーションするのはあまり困ることはない
★読み書き
- ある程度知識のある分野の英文なら、返り読みしなくても頭から読んで理解できる
- 日常的なメールなら、時間がけっこうかかるが苦労なく書くことができる
ということで、
TOEFL ibt 80点レベルは、自分が良く知っている内容・得意分野に関することであれば、かなり流暢に英語でコミュニケーションすることができます。
しかしながら、
- 海外ドラマ・映画は無理ゲー
- 英字新聞・ネットの海外ニュースも無理ゲー
- ネイティブスピーカー同士の会話も無理ゲー
と、まだまだ「私、英語がペラペラです」と胸を張って言えるレベルではありません(泣)
また、米国の大学院の授業についていくためにはまだまだで、個人的主観だと正直、TOEFL ibt 100点レベルくらいはないとやはり苦労するかなーと思っています。
というか、実際に大学院留学をしていたときはかなり苦労しました…(-_-;)
いかがだったでしょうか。
TOEFL ibt 80点は大学院進学のための最低基準であり、一つ関門を突破したともいえますが、英語学習はまだまだ終わりはなく、継続して学習していく必要がありそうです。
TOEFL専門の対策コースがある学校もあるので短期間で目標点を突破したい方などはおススメです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!(^^)



